あまり弱気になり過ぎないよう、相場展望を見極めよう

あまり弱気になり過ぎないほうが良いという状況も相場の展開を見ればわかるときがあります。

 

需給をより細かく見れば誰が売っているのか、機関投資家が買っているのか、ヘッジファンドが様子見しているのかなどがわかるようになります。

 

大局をみるにはファンダメンタルズを見ることが大切ですが、ただテクニカル分析のみで取り引きしている人もたくさんいます。

 

ただトレンドというか下地に流れる方向性、または大きなイベントの行方などが読めるようになれば自分の相場展望に自信が持てるようになります。

 

あまり弱気になり過ぎないほうが良いというは何もむやみやたらに個別株を買ったり、新興国の通貨などをレバレッジをかけて買えというものではありません。
そういった取引は投資ではなくギャンブルに近いものがあります。

 

例えば投資信託を例にとればs&p 500は過去200年にわたり右肩上がりになっているとすれば、長期目線で投資するとすればまとまった資金を投入しても短期的にマイナスになっても20年くらい持てばほぼ勝つことができるという統計を信じることができればあまり弱気になってもしかたないのではないのかと思うです。

 

日本株にしてみても各種指標を見て割安だと感じるなら、やはりあまり弱気になりすぎず、相場が下がってしまっても配当をもらっていればいいのではないかという見方もできるわけです。とくにどこの国もマイナス金利を導入している時代などはとくに国債を買っても金利が付かなければ自然と株に資金が流れていくのは目に見えてくるわけですよね。

 

マイナスの情報は排除せず

 

ただし世の中の情報として暴落の可能性は常につきまとうものです。そして相場というものはいつの時代でも暴落を経験します。
そうしたことを排除できない以上、ご自分の資金を全額投入することは難しいと思います。ですからそのときに大切なのがアセットロケーションという考え方なのでしょう。

 

アセットロケーションを組む

 

ある株に投資したとすれば、また別の動きをする株にいくらか投資をするなど資金を分散していくことですよね。

 

そして自分自身の状況に応じて現金比率を上げたり、または資金が逼迫していなければ、長期を見据えて投資比率を上げたり調整することで、弱気に対する気持ちを克服することができうるようのなるのではないでしょうか。

 

アセットロケーションはご自分の状況によって人それぞれ、刻々と変わるものですから、あせらず考え続けることが大事です。

 

現金だけ持っていても資金は増えませんから、やはり弱気にならず株やRITEなどにも投資をしていく姿勢が大事になってくることでしょう。